<数年前から、冬になると両手足の指先が
真っ白くなって冷たくなります。
治療したいのですが、どうしたらいいでしょうか>
寒い季節、外に出た時に指先が急に白くなったり、紫色になったりすることはありませんか。これは「レイノー現象」と呼ばれ、寒さや精神的な緊張などをきっかけに、指先の細い血管が一時的に強く収縮して血流が低下することで起こります。影響を最も受けやすいのは手足ですが、鼻や頬、耳たぶに起きることもあります。
寒い季節、外に出た時に指先が急に白くなったり、紫色になったりすることはありませんか。これは「レイノー現象」と呼ばれ、寒さや精神的な緊張などをきっかけに、指先の細い血管が一時的に強く収縮して血流が低下することで起こります。影響を最も受けやすいのは手足ですが、鼻や頬、耳たぶに起きることもあります。
COPD(シー・オー・ピー・ディー)は、日本語で「慢性閉塞(へいそく)性肺疾患」と訳されます。以前は肺気腫や慢性気管支炎などと呼ばれていた病気です。主な症状は、長引く咳(せき)や痰(たん)、坂道や階段の昇降時、雪かきなどの労作時の息切れなどです。
今後の地域医療を考えたとき、整形外科と内科の診療機能とその連携を強化していく必要があると考えています。高齢の患者さんが来院・通院されることが多い整形外科は、医療機関の中でも“高齢社会の進展”に特に影響される診療科目です。
肺炎の病原菌の中で一番多いのが「肺炎球菌」です。肺炎球菌は、高齢者、慢性呼吸器疾患がある方、心臓や腎臓に病気がある方が感染すると重症化しやすいと言われています。それらの方々は、重症感染を予防するために肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されています。
スマホやタブレットなどが社会に広く普及する中、特に子どもたちがインターネットの使い過ぎで健康や生活に支障を来たす「ネット依存」が深刻化し、社会的な課題となっています。ゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」が2019年に世界保健機関(WHO)により新たな依存症として認定されましたが、ゲームはネット依存の問題の一部でしかなく、子どもたちが依存しているネットコンテンツは、会員制交流サイト(SNS)や動画閲覧、買い物などさまざまです。
食物アレルギーの中でも、近年急増しているのが「花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)」です。花粉症のある人が特定の果物や野菜を食べたときに、喉がイガイガしたり、口の中がかゆくなったりする病気です。多くの場合は軽い症状で済みますが、まれに呼吸困難など全身性の激しいアレルギー症状(アナフィラキシー)を起こします。
胃がんを早期に発見する検査で、最も診断精度の高いものが「上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査」です。胃の粘膜を直接観察し、形や色調の変化などから病変の有無を詳しく調べます。バリウム検査と比較したとき、胃カメラ検査の強みは「直接見て判断できる点」、「必要に応じて組織を採取しさらに詳しい検査ができる点」です。
これまで自分で通院を続けてきたものの、加齢などによる体力の低下や関節の痛みなどで歩けなくなったり、認知症が進行したりすると、通院が難しくなります。また、家族の付き添いや介助で通院できていても、家族も高齢になり介護力が低下してくると通院が困難になることもあります。
糖尿病の合併症で、放置すると徐々に進行する慢性腎臓病の一つです。血糖値が高い状態が長く続くと、血液をろ過し老廃物を尿として排泄する腎臓の機能が衰えます。ある程度進行すると、むくみや倦怠感などさまざまな症状がみられるようになり、最終的に「腎不全」となって人工透析が必要な状態に陥ります。
双極性障害は、気分が落ち込んで、気力が湧かず憂(ゆう)うつな「うつ状態」と、うつ状態とは逆に気分が高揚し、発言や行動が活発で抑制が利かなくなりがちな「そう状態」を繰り返す病気です。
近年、帯状疱疹(ほうしん)になる方が増えています。帯状疱疹は体や顔の左右のどちらかに痛みを感じ、水ぶくれのある発疹が出ます。半月くらいでかさぶたになって治ることが多いのですが、「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる痛みが続くこともあります。
帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)帯状疱疹ウイルスの感染が原因です。過去に水痘にかかった時に、神経の中にウイルスが潜伏し、体の抵抗力が下がった時などに再び活性化して帯状疱疹を発症します。
高血圧は自覚症状がないことが多いですが、脳心血管病の最大の危険因子です。日本高血圧学会は今年8月、「高血圧管理・治療ガイドライン2025」を発表しました。今改訂では、高血圧の治療で血圧を下げる際の目標値(降圧目標)について、75歳以上で上の血圧と下の血圧をこれまでより10引き下げ、「上130mmHg未満・下80mmHg未満」に抑える新たな治療指針が盛り込まれています。
かぜの大半はウイルス感染によるものです。ウイルスは細菌よりはるかに小さく、構造や性質も大きく異なります。抗菌薬(抗生物質)はあくまで細菌に作用する薬であり、ウイルスには効果がありません。かぜに対して抗菌薬を服用しても治癒を早めることはなく、症状も軽くならないのです。むしろ、副作用として発疹や下痢などのリスクがあり、抗菌薬の不要な服用は体に負担をかけます。
暑さが落ち着き、朝晩の寒暖の差が出てくるこれからの季節─秋口は、ぜんそくや花粉症など呼吸器の不調で来院される方が多くなる時期です。
季節によって症状が変動しやすい(季節性のある)呼吸器疾患の一つが「ぜんそく」です。夏場は調子が良かったため治ったと思い、定期の吸入治療を中断し、秋口に入り急に症状が悪化し始めたと訴える患者さんが増えてきます。
大腿(だいたい)骨骨折や膝関節・股関節の損傷、脳梗塞などの脳血管疾患による後遺症を抱えた患者さんが、寝たきりになるのを防ぎ、住み慣れた家庭で日常生活を送れるよう、集中的にリハビリを施す専門病棟のことです。退院後の「在宅生活というゴール」に向けて、患者さん一人一人の症状・状態に合わせたプログラムを作り、起床、洗面、着替え、食事、入浴、自立歩行など日常生活に必要な動作ができるように訓練や治療を行います。
胸やけしたり胃酸が込み上げたりするなどの逆流症状を来す疾患を「胃食道逆流症(GERD)」といいますが、その中で食道に炎症を認めるものを「逆流性食道炎」、炎症を認めないものを「非びらん性胃食道逆流症(NERD)」と呼びます。