<回復期リハビリテーション病棟について教えてください>
大腿(だいたい)骨骨折や膝関節・股関節の損傷、脳梗塞などの脳血管疾患による後遺症を抱えた患者さんが、寝たきりになるのを防ぎ、住み慣れた家庭で日常生活を送れるよう、集中的にリハビリを施す専門病棟のことです。退院後の「在宅生活というゴール」に向けて、患者さん一人一人の症状・状態に合わせたプログラムを作り、起床、洗面、着替え、食事、入浴、自立歩行など日常生活に必要な動作ができるように訓練や治療を行います。
大腿(だいたい)骨骨折や膝関節・股関節の損傷、脳梗塞などの脳血管疾患による後遺症を抱えた患者さんが、寝たきりになるのを防ぎ、住み慣れた家庭で日常生活を送れるよう、集中的にリハビリを施す専門病棟のことです。退院後の「在宅生活というゴール」に向けて、患者さん一人一人の症状・状態に合わせたプログラムを作り、起床、洗面、着替え、食事、入浴、自立歩行など日常生活に必要な動作ができるように訓練や治療を行います。
胸やけしたり胃酸が込み上げたりするなどの逆流症状を来す疾患を「胃食道逆流症(GERD)」といいますが、その中で食道に炎症を認めるものを「逆流性食道炎」、炎症を認めないものを「非びらん性胃食道逆流症(NERD)」と呼びます。
RSウイルスは「呼吸器合胞体ウイルス」とも呼ばれ、一般的には乳幼児の呼吸器感染症の原因ウイルスとして知られています。RSウイルスは、2歳までにほぼすべての乳幼児が罹患し、何度も感染します。秋から冬にかけて流行し、5日ほどの潜伏期間を経て発熱、鼻水、せきなどの症状が出ます。
春はダニアレルギーと花粉症の季節です。北海道の花粉症、特にシラカバは、4月中旬〜5月下旬がピークです。本州に多いスギ花粉はわずかで、ハンノキ、シラカバなどカバノキ科の花粉症が主体です。その頃には鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどの花粉症の症状とともに、せきが長く続いて来院される患者さんが増えてきます。
膝の人工関節手術や骨切り術、靱帯再建術といった整形外科手術を受ける患者さんが、病院や医師に強く望むのは「疼痛=痛み」の緩和です。
かつては、手術を受けたら術後に痛みがあるのは当然と思われていました。手術中は麻酔が効いていて痛みを感じませんが、術後に麻酔が切れた後は我慢できないほど痛んだという患者さんも少なくありませんでした。
激しい下痢や嘔吐(おうと)の症状を引き起こすノロウイルスによる胃腸炎は、11月〜2月頃にかけて流行します。ノロウイルスは、わずかなウイルスの量でも体内に侵入すると腸内で爆発的に増殖します。そのため、体内にノロウイルスを侵入させないことが最も有効な予防法になります。
精神科で扱う精神症状は、気分の落ち込み(抑うつ)や高ぶり(躁)、不安、幻覚、妄想など多岐にわたります。「うつ病」や「統合失調症」といった精神科病名の診断で治療を行うことが多いですが、中には身体疾患が精神症状の原因となることがあります。
COPDは、日本語で「慢性閉塞性肺疾患」を意味します。タバコの煙をはじめとする有害物質を長い期間吸うことによって気管支に炎症が起きたり肺が壊されていく病気です。
ぜんそくは、呼吸時に空気の通り道となる気道が炎症を起こし狭くなり、ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまう呼吸器疾患です。繰り返し起こるせき、ぜん鳴、呼吸困難などが主な症状です。
不登校の小中学生が2023年度、過去最多の約29万人に上りました。当院の思春期外来でも、受診理由で一番多いのは不登校です。
不登校は大きくは、「行きたくないので、行かない」と「行きたいけど、行けない」の2つのタイプに分かれます。
ディスペプシアとは、「胃痛」「胃もたれ」「むかつき」などの不快な腹部の症状を指す医学用語です。これらの症状が続き、検査をしても胃潰瘍や胃がんなどの異常が認められない場合を「機能性ディスペプシア(FD)」と呼びます。
思春期の中高生に多い睡眠障害として「睡眠相後退症候群」があります。社会の夜型化と共に近年増加傾向にあります。
睡眠相後退症候群は、通常の時間に入眠できず、明け方4時〜5時ごろ入眠し、昼ごろに覚醒するという睡眠覚醒リズムを努力しても改善できずに1カ月以上続きます。
認知症デイケアは、精神科病院・診療所に併設される通所医療施設です。認知症の方であれば、通常のデイケア(通所リハビリ)やデイサービス(通所介護)のご利用が可能ですが、認知症の方に対する専門的なサービスとして認知症デイケア(重度認知症患者デイケア)もご利用いただけます。
胃痛や胃もたれなどの上腹部の症状は、日本人成人のおよそ10~15%が慢性的に自覚しているとされます。これらの症状で受診される患者さんは、胃がんや胃潰瘍を心配されていることが多いと思います。しかし、最も頻度の高い病気は「機能性胃腸症(FD)」です。
北海道の花粉症は、4月中旬〜5月下旬がピークの季節です。本州に多いスギ花粉はわずかで、ハンノキ、シラカバなどカバノキ科の花粉症が主体です。その頃にはしつこい鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどの花粉症の症状とともに、せきが長く続いて来院される患者さんが増えてきます。
うつ状態とは、気分が落ち込む、やる気がでない、何にも興味が持てない、集中力が低下するなどの精神症状に加えて、不眠、食欲低下、倦怠(けんたい)感などの身体症状も生じる状態をいいます。時には、「悪いことをしてしまった」「お金がない」と実際はそのようなことがないのに感じたり、体の不調を訴え続けたりすることもあります。