2026年5月25日月曜日

肺炎球菌予防に新ワクチン〜一度の接種で長期効果期待〜

<肺炎球菌ワクチンについて教えてください>


 肺炎は日本人の死因の第5位を占め、うち9割を65歳以上の高齢者が占めています。肺炎は主にのどや気管に炎症が出る風邪と異なり、身体に酸素を取り込む肺そのものが炎症を起こします。また、原因となる肺炎球菌は、 髄膜(ずいまく)炎や菌血症を起こすこともあり、65歳以上は特に重症化リスクが高くなっています。

2026年5月11日月曜日

大腸がん検診

<大腸がん検診について教えてください>

 大腸がんは、食生活の欧米化や生活習慣の変化などを背景に患者数が増加しており、がんによる死亡原因では女性は第1位、男性は第2位となっています。しかし、大腸がんは早期に発見して治療すれば治る可能性が高く、検診の意義が大きいがんでもあります。

2026年4月24日金曜日

花粉-食物アレルギー症候群と食物依存性運動誘発アナフィラキシー

<花粉-食物アレルギー症候群について教えてください>

 食物アレルギーの中でも、近年急増しているのが「花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)」です。花粉症のある人が特定の果物や野菜を食べたときに、喉がイガイガしたり、口の中がかゆくなったりする病気です。多くの場合は軽い症状で済みますが、まれに呼吸困難など全身性の激しいアレルギー症状(アナフィラキシー)を起こします。

2026年4月17日金曜日

上部消化管内視鏡(胃カメラ)の重要性

<胃カメラの検査について教えてください>

 胃がんを早期に発見する検査で、最も診断精度の高いものが「上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査」です。胃の粘膜を直接観察し、形や色調の変化などから病変の有無を詳しく調べます。バリウム検査と比較したとき、胃カメラ検査の強みは「直接見て判断できる点」、「必要に応じて組織を採取しさらに詳しい検査ができる点」です。

2026年4月10日金曜日

加齢臭の原因となる皮膚のできもの「粉瘤(ふんりゅう)」

<粉瘤(ふんりゅう)とはどのような皮膚疾患ですか>

 粉瘤は、皮膚の下に袋状の構造物ができ、その中に本来皮膚からはがれ落ちるはずの角質や皮脂がたまる良性の腫瘍です。皮膚のできものの中でも発症頻度が高く、痛みを伴わないため、放置してしまう方がとても多い疾患です。粉瘤は体中どこにでもできますが、その原因は明らかではありません。粉瘤の表面には黒い点のような開口部があり、そこから不快な臭いのするペースト状の白い物質が出てくることがあり、独特な体臭や加齢臭の原因ともなります。

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