<胃アニサキス症とはどのような病気ですか>
アニサキスは、本来海産哺乳類(クジラやイルカ)の消化管の中に生息する線虫です。海水中で卵が孵化し、オキアミに食べられて幼虫(第3期)となります。これを海産魚やイカが食べると幼虫のままですが、海産哺乳類が食べると体内で成虫となります。人間がカツオ、イワシ、サンマ、スルメイカなどを生で食べると、人間の体内はアニサキスにとって好適な環境でないため成虫にはならず、消化管の粘膜(胃壁や腸壁)にもぐり込みます。
家族が認知症になると、介護者は困惑し、時に腹が立つこともあります。<忘れ物が増える><同じ問いが繰り返される><怒りっぽくなる>など、日々の変化に振り回され、どう接すればよいのか悩む場面は少なくありません。
医学的な視点からみる、認知症になった家族との関わり方の“一つのコツ”は、「症状の背景を想像する姿勢」です。本人の言動の裏には、何らかの理由があるのです。
寒い冬はしもやけが起こりやすい季節です。「手や足の指先が赤くなって腫れている」と訴えて来院される方が急に増えますが、診察するとしもやけであることが多いです。しかしながらほとんどの方が、しもやけだと自覚していないようです。しもやけであることを伝えると、「えっ?」と意外な表情をします。
双極性障害は、気分が落ち込んで、気力が湧かず憂(ゆう)うつな「うつ状態」と、うつ状態とは逆に気分が高揚し、発言や行動が活発で抑制が利かなくなりがちな「そう状態」を繰り返す病気です。
近年、帯状疱疹(ほうしん)になる方が増えています。帯状疱疹は体や顔の左右のどちらかに痛みを感じ、水ぶくれのある発疹が出ます。半月くらいでかさぶたになって治ることが多いのですが、「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる痛みが続くこともあります。
帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)帯状疱疹ウイルスの感染が原因です。過去に水痘にかかった時に、神経の中にウイルスが潜伏し、体の抵抗力が下がった時などに再び活性化して帯状疱疹を発症します。