<関節リウマチと認知機能・身体機能低下の
関係について教えてください>
関節リウマチは、関節を構成する滑膜という組織で炎症が起き、全身の関節に腫れやこわばり、痛みが生じる炎症性疾患です。その炎症の中心にあるのが「IL-6(インターロイキン6)」という炎症性サイトカインです。
サイトカインとは、さまざまな刺激によって免疫細胞などから産生されるたんぱく質で、主に身体に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除するための役割を担っています。
関節リウマチは、関節を構成する滑膜という組織で炎症が起き、全身の関節に腫れやこわばり、痛みが生じる炎症性疾患です。その炎症の中心にあるのが「IL-6(インターロイキン6)」という炎症性サイトカインです。
サイトカインとは、さまざまな刺激によって免疫細胞などから産生されるたんぱく質で、主に身体に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除するための役割を担っています。
高血圧は自覚症状がないことが多いですが、脳心血管病の最大の危険因子です。日本高血圧学会は今年8月、「高血圧管理・治療ガイドライン2025」を発表しました。今改訂では、高血圧の治療で血圧を下げる際の目標値(降圧目標)について、75歳以上で上の血圧と下の血圧をこれまでより10引き下げ、「上130mmHg未満・下80mmHg未満」に抑える新たな治療指針が盛り込まれています。
運転免許更新の際に視力検査は必須であり、合格しないと運転免許を更新できません。普通自動車免許や普通二輪免許では、両眼で0.7以上、片眼で0.3以上です。片眼の視力が0.3に達しない場合は、よく見えるほうの視力が0.7以上で、かつ150度以上の視野が必要です。トラックやダンプカーといった大型車両を運転するための大型免許や、タクシーやバスなど営利目的で運転するための第二種運転免許となると、両眼で0.8以上、片眼で0.5以上と合格基準が厳しくなります。
かぜの大半はウイルス感染によるものです。ウイルスは細菌よりはるかに小さく、構造や性質も大きく異なります。抗菌薬(抗生物質)はあくまで細菌に作用する薬であり、ウイルスには効果がありません。かぜに対して抗菌薬を服用しても治癒を早めることはなく、症状も軽くならないのです。むしろ、副作用として発疹や下痢などのリスクがあり、抗菌薬の不要な服用は体に負担をかけます。
暑さが落ち着き、朝晩の寒暖の差が出てくるこれからの季節─秋口は、ぜんそくや花粉症など呼吸器の不調で来院される方が多くなる時期です。
季節によって症状が変動しやすい(季節性のある)呼吸器疾患の一つが「ぜんそく」です。夏場は調子が良かったため治ったと思い、定期の吸入治療を中断し、秋口に入り急に症状が悪化し始めたと訴える患者さんが増えてきます。