2009年9月16日水曜日

「歯科矯正への関心と最新治療」について

ゲスト/E-line矯正歯科 上野拓郎 歯科医師

矯正治療への関心が高まっています。
 「歯並び」に関して、一般の関心は以前と比較して格段に高まっています。特に、親御さんはわが子の歯の健康、歯並びに大変注意を払っておられます。美しく健康的な歯並び、咬(か)み合わせは一生の財産になります。学校の歯科検診でも歯並び、咬み合わせを診ますが、時間も短く環境も整っていない状況下なので、詳細に診察することは難しいです。気になる点があっても、無くても、一度は専門医を受診することをお薦めします。
 歯列矯正は、今では年齢にかかわらず健康な歯がある限りは治療できますが、6〜7歳の永久歯が生え始める時期に治療を開始すると、抜歯をせずに済む可能性も出てきます。受け口、出っ歯などの顎(あご)に問題のあるケースでも、この時期から骨格のコントロールをすることによりスムーズに運ぶ場合があります。
 いずれにしても、6〜7歳くらいに一度矯正専門医に相談し、治療が必要か否か、必要な場合はいつから始めるべきかアドバイスを受けると良いでしょう。
 札幌矯正歯科医会では毎年夏休み前に「みんなの歯ならび教室」を実施しています。無料矯正相談を行っていますので、このような機会を利用して気軽に診てもらうのもいいでしょう。

いざ矯正となると器具が気になります。
 歯の矯正を考えた場合、最も気になる点は「矯正器具が見える」ことだと思います。成人女性や思春期の中高生はもちろん、最近では小学生も見た目を気にします。このような場合は、歯の裏側からの舌側矯正をお薦めします。
 舌側矯正は、正面から見た限りでは、矯正器具が目に付かず、人に知られずに矯正することが可能です。また近年、メーカーの努力で超小型化され、治療法ではストレートワイヤー法が開発され、舌側矯正は飛躍的に進歩しました。これにより、患者さんの痛みや違和感も軽減され、より快適に治療を受けられるようになったわけです。矯正治療を考えていても躊躇(ちゅうちょ)していた方は、ぜひ一度専門医に相談してください。また矯正治療は長期にわたるので、理想の治療を受けられるよう、納得いくまで話し合える専門医を見付けることが大切です。

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