2010年3月10日水曜日

「ホワイトニング」について

ゲスト/庄内歯科医院 庄内 淳能 歯科医師

歯の色を健康的にするにはどうしたらいいですか。
 進学、就職などで4月から新しい環境でスタートする人も多いでしょう。今のうちに歯科検診を受け、虫歯の治療などを済ませておきましょう。
 初対面の人の口元は意外に気になるものです。白く健康的な歯であれば印象も良くなります。歯が変色する要因は、虫歯、タバコのヤニやお茶などの色が付着、義歯や詰めものの変色などがあります。義歯や詰めものの変色は詰め替え、かぶせ替えで、きれいになります。お茶、コーヒー、タバコのヤニなどによる、エナメル質表面の着色は、PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)で除去することができます。
しかし、PMTCだけではきれいにできないエナメル質の奥にまでしみこんでしまった汚れには、ホワイトニングが効果的です。エナメル質の中にある有色素成分を直接分解する方法で、歯を傷つけることなく汚れのみを落とします。

ホワイトニングについて教えてください。
 歯科医で行う「オフィスホワイトニング」と、歯科医の指導のもと、自宅で行う「ホームホワイトニング」があります。オフィスホワイトニングは1~数回の通院で、高濃度の薬液を使用し、レーザーなどを当てて短期間で歯を白くします。ホームホワイトニングは、歯科医でマウスピース型のトレイを作って自宅で薬液を使って行います。上下の歯で4週間程度掛かります。どちらの方法を選ぶかは、歯科医に相談するといいでしょう。一度オフィスホワイトニングを行い、その後、半年に一回程度ホームホワイトニングでメンテナンスをするという方法もあります。ホワイトニングをすると、人工的でわざとらしい白さになるのでは、と心配する人もいますが、歯本来の白さを取り戻すだけなので、不自然になる心配はありません。
 虫歯治療、歯周病治療、PMTCを行っても、口臭が気になるという人がいます。内蔵疾患が原因の場合もありますが、ホワイトニングですっきりと臭いが消えることもあります。ホワイトニングは保険適応外であり、行っていない歯科医院もあるので、一度かかりつけの歯科医に相談してみるといいでしょう。

人気の投稿

このブログを検索